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日本人専用のスツール

日本人のためだけに研究・開発されたという、姿勢トレーニングチェアーの『アーユルチェアー』。
↓は、そのチェアのスツール版(?)である『アーユルエッグ』です。

ayur_egg.jpg

アーユルチェアーのなにが日本人専用なのかと言うと。。。
"日本人が椅子に座るとき姿勢が悪い"のは、民族の違い・道具の違い・生活様式の違い、が考えられるんだそうです。

一例として、"民族の違い"を挙げてみると。。。
狩猟民族の欧米人は体の後ろ側の筋肉が発達し、胸を張った姿勢が自然にとれる傾向がありますが、農耕民族の日本人は前屈みの作業が多く、体の前側の筋肉が発達したため猫背になりやすい特徴があるとのこと。
(その他の"違い"は下のアーユルチェアの公式サイトで)

うーん、いままで狩猟民族と農耕民族の差として、性格や気質を論じる話は聞いたことはありますが、筋肉や骨格の違いにアプローチするのは新しいですね。
言われてみれば、たしかにその通りだとは思いますが(笑)

で、アーユルチェアーの特徴は、お尻全体ではなく、“坐骨”で座ること。
脚を開き、またいで座ることにより、腰が立ち、自然に背筋が伸びた、正しい姿勢で座ることができるのだそうです。
これにより、腰痛解消や健康、ゴルフ上達にも効果があるそうです。

そして、このチェアを屋外でも使えるよう、ポリプロピレン製にし、スタッキング可能にしたのが"アーユルエッグ"となります。

とりあえず、くわしくは公式サイトを読んでみてください。
読んだあとは、論より証拠、どんなもんか実際に座ってみたいですねー♪

アーユルチェアーの公式サイトはこちら

ピルッカ スツール

フィンランドの建築家イルマリ・タピオヴァラによる傑作"Pirkka(ピルッカ)"シリーズのスツールです。

ピルッカ・シリーズは、イルマリ・タピオヴァーラがフィンランドの農村をイメージしてデザインしたそうです。

ピルッカのスツールは、チェアより数が少なく、希少のようです。
味があっていいですよねー♪

↓はピルッカ・チェア。


【スツールサイズ】
W435×290×H405mm

IKEAのちょい掛けイス!?

IT先進国である北欧の最近のオフィスでは、"立って仕事をするワークスタイル"がスタンダードになりつつあるそうです。

そんなオフィスで使われるのが、ハーフシーティングチェア。
先日紹介したのはドイツのオフィス家具メーカー・ウィルクハーン社の"Stitz"とノルウェーの会社で、バランスチェアで有名なSTOKKE社の"MOVE"。

まぁ、しかし、どちらも有名メーカーものですから、例に漏れずお高いですw
そこで探してみると、ありました、IKEA(イケヤ)のちょい掛けイス。
IKEA(イケヤ)も北欧のメーカーですからね。

vitamin.jpg
VITAMIN

座り心地は、思ったよりもクッションが効いています。
座ると、何センチか沈むかんじ。

しかも、上のチェアたちと比べると、最高座位が71cmなんでやや低いかな。
Stitzは90cm、MOVEは82cmです。

脚元は円盤状になっているので、傾斜はつけられます。
なんといっても、値段は安い、約6,000円ですからねー♪

IKEA(イケヤ)のホームページはこちら。

サウナスツール

北欧はフィンランドのデザイナー・アンティヌルメスニエミが、デザインした"サウナスツール"です。

サウナはフィンランド発祥ですので、本場のスツールってことですね。
サウナで火照った体をクールダウンするときに座るスツールで、その特徴的な座面の形は汗がたまらないように設計されているそうです。

また、木目に見える座面の模様は(北欧らしい)バーチ積層材を削ることによってできたもので、デザインとしてうまく昇華させていますねー♪
(ある意味、人工突き板と同じ原理ですw)

エントランスチェア・アルク

玄関に置いて、靴やブーツを履くのに便利なエントランスチェア『arc(アルク)』。

アーム付きがなかなか特徴的なデザインですねー。

人間工学に基づいて、靴を履く時や立ちあがる時のひざ・腰の負担が軽くなる設計になっているそうです。

奥行き30cmのスリム設計なので、マンションなどの玄関スペースにも最適♪

というか、玄関以外でもスツールとして使い道は色々ありそうですね。

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Profile

市朗。横浜在住。
建築学科卒。30代。木フェチ。
F.L.ライトやハンスJ・ウェグナーが好き。

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