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以前紹介したマッシュルームスツール同様、天童木工家具コンクールに入選した作品です。
3枚の合板をつなぎ合わせた簡明な構造ですが、美しいフォルムです。
そのデザイン性の高さにより1967年、NY近代美術館にコレクションとして収集されました。
デザインは田辺麗子氏。
形が形なだけに、スツール以外にもテーブルや棚など多目的に使えます。
もっとも、一個5万円前後するコレを積み重ねて棚にして使うのって、よっぽどの金持ち以外は現実的ではないですよねー(笑)
バタフライスツールなど名作スツールの多くを製作している家具メーカー『天童木工』のオフィシャルショップ"天童木工PLY"に行ってきました。
場所は、東急田園都市線駒沢大学駅より歩いて15分ほど、駒沢通りと駒沢公園通りの交差点そばのビルの2Fです。
なにはなくとも、まずは柳宗理氏のバタフライスツールから。
日本でもっとも有名なスツールと言っても過言ではないでしょう。
柳宗理氏の代表作で、国内だけでなく海外でも高く評価されていて、パリのルーブル博物館やMoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久展示品にも選ばれています。
2枚の成形合板(Plywood)を組み合わせたシンプルな構造でありながら、あたかも蝶が飛んでいるかのような美しいデザイン。
いいですよねー。
材質はメープルとローズウッド。製作は天童木工。
ちなみに、目黒通りのインテリアショップ『MEISTER』には柳氏のサイン入りのバタフライスツールが置いてあるんですよねー。
多分非売品でしょうが、ちょっとほしいー(笑)