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柳宗理氏、死去。

工業デザインの草分け、柳宗理さん死去

日本の工業デザインの草分けで文化功労者の柳宗理(やなぎ・そうり、本名=むねみち)さんが25日、肺炎のため死去した。96歳。葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は妻、文子(ふみこ)さん。

東京都出身。民芸運動を提唱した思想家、柳宗悦(むねよし)さんの長男。昭和13年に東京美術学校(現東京芸術大学)洋画科卒業後、21年から工業デザイン研究を始め、28年に柳工業デザイン研究会を設立。シンプルで使い手の側に立った作品で知られ、代表作に「バタフライスツール」。普段使いの食器から、札幌五輪の聖火台、関越自動車道・関越トンネル坑口まで幅広い分野を手掛けた。

昭和56年に紫綬褒章、平成14年に文化功労者。
(引用:産経新聞 2011.12.26 11:14配信)

うおー、ついに亡くなられてしまいましたかー。
まぁ、年齢(96歳)的には大往生と言っていいんでしょうけど。。。
偉大なデザイナーですからねぇ、もう新作が出てこないと思うと残念です(><)



バタフライスツールはいまだ憧れの家具だし、ミルクパンやカトラリーは愛用してますよ~。

そうそう、柳宗理といえば、父親は民芸運動創始者で哲学者の柳宗悦氏。
血筋というか、DNAというか、すごい親子なんだなーという印象でしたが、こんな記事も発見。

「人に奉仕する美」を追求 息子が明かす柳宗理さんの横顔

やはり色々葛藤はあったようで。。。たしかに、偉い父親を持ったら息子は大変ですもんねw

謹んでご冥福をお祈りいたします。

ワイドスツール革張り

イギリスの古材を利用した「ワイドスツール革張り」。

古材は、イギリスの古民家を解体して造られた木材だそうです。
古材×革張りのコンビがいい味だしてますね。

このワイドでローなスツールは、靴売り場やらの店舗用としても使えそうですよねー☆

ギター演奏用チェア

ギター演奏用に製作されたチェア(スツールタイプ)。

でこぼこの地面でも安定するよう3本脚で、足乗せの貫が左右の高さを変えてあるのが大きな特徴♪

なるほど、座ってギターを演奏する場合、腿の上にギターを乗せる形になるので、足乗せの貫の高さが重要になるんですねw

チェコ・ヴィンテージ・スツール

チェコ製のアンティークスツールです。

ミニマムでシンプルなデザインは、学校や軍用に使われていた(?)ようです。
チェコ製のスツールなんて珍しいですが、最近はイギリスやフランスでのアンティークもののタマが出尽くした感があり、東ドイツやチェコなど東欧系のものが増えつつあるようですねーw

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Profile

市朗。横浜在住。
建築学科卒。30代。木フェチ。
F.L.ライトやハンスJ・ウェグナーが好き。

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