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Sparkle(スパークル)

Kartell(カルテル)社のアクリル製スツール「Sparkle(スパークル)」。

有名デザイナー吉岡徳仁氏によるスツールで、内側と外側に施された独自のプリーツが、効果的に光を反射させ、アクリルがまるでクリスタルガラスのような輝きを放ちます。

また、天板のフタを外せば、小物類を収納することも可能。

なかなか魅力的なデザインのスツールですねぇ♪

カラーは、クリスタル・スモーク・セージ・アンバー・ハニーの5色展開です。

折りたたみスツールPK91

1961年に発表された、折りたたみスツール「PK91」。

PKということは、当然、デザイナーはポール・ケアホルムです(^^
PK22やPK24あたりが有名ですね。
メーカーもフリッツ・ハンセン社製。
しかし、スツールで、30万、40万は辛いわ~(><)

岡本太郎のサイコロ椅子

岡本太郎氏デザインの、藤(ラタン)を使った「サイコロ椅子」。

1957年、岡本太郎氏がラタン家具メーカー「山川ラタン」(東京・大森)に赴いた折、その場でデザインを起こし制作。のちに山川譲氏が製品化し、販売されたスツールだそうです。

で、こちらは岡本太郎生誕100周年(2011年)の“100周年記念復刻商品”とのこと。

『芸術は爆発だ!』のイメージからはおとなしいデザインな気がしますが、制作上困難な部分もありながら、匠の技術によりアイテム化を実現させた椅子だそうです。

丹下健三のスツール

日本建築界の大御所・丹下健三氏デザインのスツール「T-7306TM-ST」。

建築家はまま、椅子や家具も設計しますが、丹下氏の家具を観るのは初めてかも!?
けっこう成形合板の椅子を作っているようで、↓はイージーチェア「T-7304」。
通称「ダッコちゃんイス」と呼ばれてるんだとかw

【記念モデル】スツール60/マイク・メレー

ご存じ、アルヴァ・アアルトが手掛けた名作「スツール60」。
昨年(2013年)、このスツールが誕生80年のアニバーサリーを迎えたということで、Artek社は記念モデルやスペシャルエディションを発表。

こちらはその一つ、ドイツ人クリエイター マイク・メレー(Mike Meire)氏のハンドペインティング作品をもとに商品化されたスツール60です。

脚と座面、それぞれ違う色を施したカラフルなスツールで、"常に新しいものを創造するより、本当に良いものをもう一度見つめ直すことが大切だ"という、彼のメッセージが込められているとのこと。
カラーリングは全6種あります。


Steed ハイスツール

ミッドセンチュリー系デザインのハイスツール「Steed ハイスツール」。

普通のスツールと思いきや、座面が回転式なんだとか。
ほ~、なかなか珍しいタイプですね。
ハイスツールだと貫に足を置いてクイックイッてやりそうですよねw

材質はウォールナット突板なので高級感は出ますね。シートはさすがにPUレザーですがw
ちなみに、丸座面ver.もあります。

Strings Stool

黒フレーム×赤シートがカッコいい、スタッキングスツール「Strings Stool」。

ワイヤーメッシュのフォルムがいいですよね♪

メーカーはイタリアのベネチア近くに本社を置くMAGIS(マジス)社、デザイナーはロンドンを拠点に世界で活躍する日本人デザイナー・安積伸氏です。

クッションシートの取り外しも可能だそうです。

BOLTスツール

小泉誠デザインの「BOLT スツール」。

上から見るとまるで、マイナスネジの六角ボルトのようなシルエットなのが名前の由来です☆

溝をもっと広くしたら、"スケベ椅子"やな、などと思ってはいけませんね、はいw

Baby Rocket Stool

フィンランドのインテリアデザイナーの巨匠 エーロ・アールニオが1996年にデザインしたスツール「Baby Rocket Stool」。

1995年にデザインされたRocket Stoolの背丈を低くしたスツールです。
パッと見、ロケットぽく見えるシルエットが特徴w
MoMA (ニューヨーク近代美術館)やCentre Pompidou Paris(ポンピドゥー・センター)等々、多くの美術館に収蔵されているんだそう。

メーカーは、近代建築の巨匠Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)が設立したartek(アルテック)社です☆

TETSUBO(テツボー)ハイスツール

小泉誠デザインの、鉄の棒を一筆書きのように曲げ、杉材と組み合わせているTETSUBO(テツボー)シリーズのハイ・スツール。

新たにラインナップに加わった商品だそうです。

足置き部分にはナラ材、座&背もたれは杉材を使用。
木目を浮き上がらせ、美しくはっきり見せる「うづくり仕上げ」が良いですよねー♪

座&背もたれに杉ではなく、ナラやチークを使ったらもっと値段も高くなっちゃうんでしょうねー。

カートンファニチャーシリーズ キッズセット

日本の巨匠・渡辺力氏主宰のデザイン事務所「Qデザイナーズ」のリサイクルプロジェクトの一環として、1965年にデザインされた子供用テーブル・チェアのセットが、約40年の時を経て復刻♪

ケガの心配が少ない、紙を使った子供用家具の、テーブルと椅子2脚のセットです。
接着剤を一切使わず、山折り・谷折り・はめ込みの作業だけで完成する組立構造は、渡辺力氏の日本人らしい繊細さと工夫が生かされた作品ともいえます。

コの字型のテーブルの下に椅子2脚が収まり、コンパクトに収納が可能。

マメスツール

桧(ヒノキ)寄材を使用した、モダンなスツール「マメスツール」。

桧の美しさをそのまま生かした、丸みのある優しいフォルムが良いですねー♪

デザイナーは、数多くの家具のデザインを手掛ける村澤一晃氏。
サイズは、W712×D281×H180(mm) ですので、名前のように"マメ"ではないですw

ひと回り大きなマメベンチや、円形のワッカテーブルと合わせて使うと、よいかんじ!?

GOMAスツール

「なんとなくゴマっぽいので」と、その名がついたという(笑)「GOMA stool」。

デザインは、プロダクトデザイナー・村澤一晃氏。
丸っこい三角形のまさにゴマ!?w
シンプル&コンパクトでよいですよねー。
スタッキングも可能です。

張地はやっぱりごま塩ぽい「Cow Pattern」がいいですかね!?

sansa stool

小泉誠デザイン、3つの脚を組み合わせたユニークな形の「sansa stool」。

図面には書き表せない、複雑なひねり・傾きを接合部の合わせ目に持たせ、フラットでない座面に。
それにより、おしりに優しい座り心地を実現しているそうです。

材質は、ブナ・ホワイトアッシュ・メープル・ナラ・ウォールナット・ブラックチェリー・パープルハートおよび「ウォールナット+ブラックチェリー+メープル」のミックスと、多彩です。

木フェチの私としては、ぜひ「ウォールナット+ブラックチェリー+メープル」ミックス・モデルが欲しいw

Deja-vu Stool

MAGIS(マジス)×深澤直人氏のスツール『Deja-vu Stool(デジャヴスチール)』。

デザイナー深澤直人氏といえば、代表作としてはauの携帯電話や±0の家電、ネクストマルニの家具などが有名ですね。

こちらのスツールもシンプルですが、カッコいいデザインです♪
さすが、イタリア・メーカーってかんじです。

ミラー仕上げのアルミニウムを使用し、ローからハイ(H500~760)の3サイズがあります。

マッシュルーム・スツール

エーロ・アールニオ デザインの『マッシュルーム・スツール』。

エーロ・アールニオはフィンランド・ヘルシンキ出身のデザイナーで、ボールチェアやパスティルチェアなどが有名ですね。

このスツールは、エーロ・アールニオが自ら籐で編んでデザインし、当初の製品は全て籐製だったそうです。
近年は、パスティルチェアなどと同様のFRP製に変更されたんだとか。

で、シンプルなデザインの割りに、よいお値段ーーw

Tam Tam Sgabello

ポップなカラーにユニークなフォルムが面白い、スツール『Tam Tam Sgabello(タムタムスガベロ)』。

tamtam.jpg

子ども部屋とかに良さそうですね♪

メーカーは、1976年に創業したイタリアのインテリアメーカー「MAGIS(マジス)」。
屋外でも使用できるそうなので、ガーデンやお風呂などでも使えそうですw

カラーはフクシアピンク・オレンジ・グリーン・ベージュ・ホワイト・グレイメタライズドの6色です。

全色揃えるとなかなか面白いw

コブスツール

座面と脚の接合部分が、樹木のコブを連想させるところから名前が付いたという『コブスツール』。

シンプルだけど、ちょっとかわいいデザインですよねー♪
デザイナーは村澤一晃氏です。

面白いのは、高さがH180・H240・H300・H360・H420㎜の5種類あるところ。
子供の成長に合わせて使い分けたり、高さの違いで子供と大人の目線を合わせるように座ったりできます。

また、座面の中央の穴に(高さの違う)スツールの脚を入れて、段違い棚のように使うことも可能ですw
もちろん美しくスタッキングすることも☆

材質は、フィンランドバーチ(座)×ブナ(脚)です。

CHOCOZAIスツール

デザイナー小泉誠氏による、古民家で使われてきた古材を使用した家具『CHOCOZAI』シリーズ。
"小生意気"という意味の「ちょこざい」と「古材」をかけたネーミングだそうw

そのCHOCOZAIシリーズの『CHOCOZAIスツール』。

小さく、傾いた背もたれのついたスツール♪
座面と背もたれの間には指の入る隙間があいていて、持ち運びしやすくなっています。

くわしくはわからないですが、座はパイン材で、背だけが古材みたいですね。

スツール「STEP STEP」

椅子と靴べらを合体させたスツール「STEP STEP」。

座面に穴が開いていて、そこに靴べらが差し込めるようなっているそうです。

ユニークな発想ですね♪
作者は、有名デザイナーの川上元美氏。

靴べらですから、当然利用場所は玄関ですね。
材質は、ウォールナット・ブナ・ナラの3種類。
組み立ても簡単です。

ちなみに、専用の靴べらは別売りとのこと。
値段は1万円以上って、靴べらとしては高すぎるのが難ですねー(T.T)

ティピチェア

鳥型がユニークなイス『ティピチェア』。

デザインは、フィンランドの有名デザイナー エーロ・アールニオ。
まるで遊具のような作品ですが、アールニオ曰く、

「人間工学的に正しければ、シートはどんな形でもいいのです。石でも切り株、鞍でもなんでもいいと思います。
私がイスをデザインするとき、その自由さがよりいっそう“想像力”をふくらませます…」

とのことw

子どもはきっと喜ぶことでしょうけど、(家に)買うには勇気がいりますね(笑)

別バージョンで、ポニー型もあります。


チルドレンズスツール&チェア

軍事用途以外で、初めての成形合板プロダクツであるイームズの『チルドレンズスツール&チェア』。

メーカーはハーマンミラー社です。
子供用ということで、当時は商業的に失敗に終わり、初期ロットだけで生産が終了したそうですが、ようやく時代が追いついた?w

一見、単純そうな構造に見えますが、剛性を保つためのアールや面取りなど、その後のイームズ作品を彷彿させる作品となっています♪

PK33 スツール

デンマークの巨匠、ポール・ケアホルムのスツール『PK33』。

メーカーは、有名な「Fritz Hansen」社。
ベースは、マットクローム仕上げのスプリングスチール製で、革のクッションは取り外しができます。

スチール使いが、ポール・ケアホルムらしい逸品ですよね♪

しかし、スツールでこの値段(36万円強)は。。。(苦笑)

マッシュルームスツール

grafがプロデュースする、草間彌生によるブランド『Yayoi Kusama Furniture by graf』のきのこをモチーフにしたスツール「マッシュルームスツール」。

絶妙な曲線美から生まれる艶やかなフォルム☆
テキスタイル「黄樹」「星」の2種類に、ブラックとホワイトのカラーの組み合わせが独特の表情を魅せます♪

でっかいハンコにも見えなくもない(笑)

チャールズ・ゴースト

フィリップ・スタルクによるデザインで、Kartell(カルテル)社製のスツール『チャールズ・ゴースト』。

丸みを帯び、穏やかにカーブしているシートと脚は、1800年代のクラシカルスツールを表現しています。

素材はポリカーボネートで、モダンなカラーリングや素材感でありながらも、クラシカルな雰囲気を持っていますね♪

さすが、スタルク☆

ウェグナー・スツール

デンマークの巨匠ハンス・J・ウェグナー、デザインのスツール(オットマン)を集めてみました♪

左:PP120 中:CH53 右:GE ottoman


オックスチェア オットマン

スツールといえど、ウェグナーのデザインですから、侮れません☆
値段も手ごろですしねw

アルフィー・スツール

日本を代表するインテリアデザイナー・内田繁氏デザインの『アルフィー スツール』。

この花びら状のスツールは、ニュートラルな空間の中で咲く花をイメージしたのだそう。
名前は、1965年の映画「アルフィー」からとったとのこと。

単体でもかわいいと思いますが、やはり複数個並べて、花のようにレイアウトした方が雰囲気がよさそうですね♪

【サイズ】
直径2,000×SH415×H430mm

【材質】
上張り:10ニット(ポリエステル95%、ポリウレタン5%)
座:ウレタンフォーム張り包み
脚:鋼管、合成樹脂焼付塗装シルバー

R+Rハイスツール

プロダクトデザイナー・小泉誠氏によるデザインの『R+R high stool』。

木を知り尽くした木工職人(宮崎椅子)と小泉氏とのコラボで生まれた、美しいスツールです。

スマート&シンプルなデザインですが、貫きの木(ウォールナット)が違うのがいいですね♪

仕上げには、できるだけ人体に環境や害の無いものということで、蜜ろうワックス塗装を施してあります。

(ロー)スツール・タイプもあります。

gedy社ボックススツール

イタリア・gedy(ゲディ)社製ボックススツール。

オーストリア ザルツブルグ出身で、幅広い分野でデザイン活動を続けているOlaf Von Bohr(オラフ・フォン・ボア)氏によるシリーズです。

座面の蓋を開けると、収納スペースになっている機能的なスツールです。
CDは50枚程度収納することが可能。
CD以外にも、書籍やコスメティック用品などの小物を、すっきりと整理することができます。

中央の仕切りは 取外しが可能です。ABS樹脂製。

【サイズ】
W370×D315×H405mm

【材質】
ABS樹脂

ORI stool

小泉誠×宮崎椅子製作所のスツール『ORI stool(オリ・スツール)』。

2004年のデザインイベント「東京デザイナーズウィーク」に出展されたスツール。
シャープなフォルムでありながら、天然木の温かみが感じられますね♪

名前は、"折り紙"のような繊細な形状ということで、オリ・スツールとついたようです。

角度を変えて、3個までのスタッキングが可能です。

ウェグナーのスツールCH53

デンマークの巨匠H.J.ウェグナーの『CH53 スツール』。

ビーチまたはオークの木材にペーパーコード、というとてもシンプルな作りのスツールです。

前年に作られた「CH44 イージーチェア」の、組み合わせフットスツールとして作られたそうですが、Yチェア(CH24)CH36あたりと並べて置いても、いいかんじだと思います♪

座面の高さは360mmと410mmの2種類を用意(体格に合わせて選べる)してあるなんて、さすが、ウェグナー! 芸が細かい☆

剣持勇スタッキング・スツール

剣持勇デザインのスタッキング・スツール。

ジャパニーズ・モダンの巨匠・剣持勇が1950年代にデザインし、曲木の技術に優れた秋田木工が製造、これまでに100万脚以上を販売してきた名作です。

都市生活向けの家具として設計されており、省スペース化を実現するためスタッキングが可能です♪

Kartell Spoon(スプーン)

その名のとおり、スプーンをイメージさせるKartellのスツール『Spoon(スプーン)』。

一見ポップでありながら、ポリプロピレンの艶と曲線美が上品なスツールに仕上がってますね♪

また、シート部分の特殊なカーブがデザインばかりでなく、弾力性を高めていて、座り心地の向上を実現しているそうです。

ビルトイン式油圧ポンプは、座面高を55cmから75cmに調整が可能です。

それにしても、後姿が美しいイスだなぁw

【サイズ】
W560×D560×H760-960、CH560-760(mm)

【材質】
ポリプロピレン

Tabouret Haut(タブレ ウ)

フランスの建築家であり、デザイナーであったジャン・プルーヴェがデザインしたハイスツール『Tabouret Haut(タブレ ウ)』。

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プルーヴェといえば、木材×メタルのコンビが特徴ですが、こちらのスツールもしかっりそのコンビになっています。
メタル色が黒じゃなくて、クロームなのが珍しいかも(?)ですがw

スマートな脚がカッコよく、プルーヴェらしいデザインですね♪

名前の『Tabouret Haut(タブレ ウ)』とは、フランス語でハイスツールを意味するそうです。

ちょっとチェックしておきたいスツールです。

イームズのウォルナット・スツール

イームズがデザイン、ハーマンミラー社の「Walnut Stool(ウォルナット・スツール)」 。

ニューヨークにあるタイムライフビルのロビーのためにデザインされたスツールです。
本体のデザイン(彫り?)が微妙に違い、左から「411」「412」「413」となります。

見た印象通り、古代アフリカの椅子の影響を受けたと言われています。

座面は緩やかに窪みがあり、見た目の硬質な印象とはギャップのあるすわり心地だそうです♪

ただ、豪邸でもない限り、日本の家屋では取り入れにくそうなデザインではあります(笑)

バルセロナ キューブ・スツール

バルセロナチェアと合わせて使えるようにデザインされた『バルセロナ キューブ・スツール』。

しかし、ミース・ファン・デル・ローエによるデザインではないそうです。
そうですよね、↓バルセロナチェアにはそれ用のオットマンがありますもんね。

ブラック・ホワイト・ポニースキンのカラーバリエーションに、フラット・グリッドのタイプバリエーションがあります。

デザインがシンプルすぎるだけに、個人的にはポニースキンがいいですね♪

Rocking Stool

ロッキングするスツール、という新しい体験を与えてくれる、イサムノグチ1954年の作品『Rocking Stool(ロッキングスツール)』。

rock_stool.jpgicon

その形態はイームズのウォルナットスツール同様、古代アフリカの椅子の影響を受けているそう。
また、ゆるやかに湾曲した座面とベースをつなぐワイヤーは、ハリー・ベルトイヤへの敬意を表現したものと言われています。

もともとKnoll社より発売されていたものを、現在はVitra社が復刻。

ぜひとも、実物のすわり心地を試してみたいものです♪

【サイズ】
φ360 H250

【素材】
座面メープル、脚部クロームスチール

アアルトのスツールX600

フィンランドの巨匠アルヴァ・アアルトの代表作の一つである『スツールX600』。

同じアアルト・デザインのスツールでは、以前『スツールNo.60』を紹介しましたが、こちらのスツールは、「Fan-shape Leg(扇型脚)」と呼ばれる構造の独特の形状の脚が特徴です。

『No.60』は非常にシンプルなデザインですが、『スツールX600』はちょっと凝ったかんじが魅力ですね♪

また別バリエーションとして、座面が四角型の『スツールX601』もあります。


【サイズ】
φ380 H450mm

【素材】
脚:バーチ、座面:アッシュ

「MUKU」ハイスツール

driade(ドリアデ)×深澤直人氏によるハイスツール「MUKU」。

デザイナー深澤直人氏の代表作としては、auの携帯電話や±0の家電、ネクストマルニの家具などが有名ですね。

こちらのスツールは、マホガニーのムク材を使用し、すべて面取り加工が施されているとのこと。
マホガニーはいまや超貴重な高級木材ですからね、無垢仕様なんて贅沢です♪

シンプルなデザインですが、ムク材の存在感、ディテールへのこだわりが際立っていますね。

【サイズ】
W370×D380×H700mm

【材質】
マホガニー材(ムク)

MARUMARU

日本を代表する建築家・妹島和世によるスツール『MARUMARU』。

ボリュームのあるクッションから伸びる細いスチールの脚がユーモラスですね♪
2000年4月にミラノ・サローネにて注目を集めたそうです。

こちらのスツールも、イタリア・モダン家具の代表的メーカーであるDriade(ドリアデ)社製。

妹島さん、椅子も作ってるんですね、知りませんでしたw


【サイズ】
φ735×D568×SH400mm

【素材】
成型フォーム、黒布カバー
脚部:ステンレスサテン仕上

スタルクのSARAPIS

プロダクトデザイン界の巨匠フィリップ・スタルクのハイ・スツール『SARAPIS』。

イタリア・モダン家具の代表的メーカーである、Driade(ドリアデ)社から発売されています。
日本では、青山にショップがありますね。

スタイリッシュなスツールで、カッコいいですね♪
ただ、いわゆるスタルクぽいデコラティブ系に移る前の、80年代前半から中期のデザインなため、シンプルなデザインになっています。

【サイズ】
W350 × D455 × 1,055(820)mm

【素材】
スチール塗装仕上げ

GIUNTA stoolシリーズ

先日、子供用スツールを取り上げましたが、今回も子ども用w
GIUNTA kids stool(ジュンタ キッズスツール)です。

金具や工具を使わず組み立てることが可能だそうです。
木と木を挟み込んで組み立てられた素朴なデザインは、あたたかみがありますねぇ。
子ども用ということか、角も丸められてますし、安全性も万全。

一般用はこちら↓。

シナ共芯合板に蜜ロウを塗って仕上げているため、使っていくうちに段々と味わい深くなっていくそうですよ。


【サイズ】
kids:W420 × D300 × H330(SH285)mm
一般:W400 × D370 × H480(SH400)mm

【素材】
シナ共芯合板,蜜ロウ仕上げ

MAGIS Special Bombo

今回もイタリアのインテリアメーカー"MAGIS(マジス)"のスツールです。

イタリア人デザイナー、ステファノ・ジョバンノーニによるデザインの『Special Bombo(スペシャル ボンボ)』。
いかにもイタリア家具ぽい、モダンでポップなデザインですねー♪

彼は、MAGISをはじめ、カッシーナ、アレッシィなどの世界的企業をクライアントに持つデザイナーだそうです。

高さ調節はガスチャージ式でとても軽やか。
昇降レバーもスタイリッシュです。

もう少しお値段が安ければな(笑)

MAGIS Stool One

イタリアのインテリアメーカー"MAGIS(マジス)"の、幾何学的デザインがクールなスツール『Stool One』。

「MAGIS(マジス)」は1976年に創業したイタリアのインテリアメーカー。
その特徴はヨーロッパデザインの旗手たちのコラボレーションによって創り出された、ユニークな造形感覚と鮮やかな色彩感覚に溢れたアイテムが揃っているところ。手にしやすいデザインとお手頃なお値段で幅広い年代にとても人気だそうです。

で、このスツールはドイツのインダストリアル・デザイナー、コンスタンチン・グルチッチによる作品で、三角形を基本単位として立体的な背座が形成されている事から、3次元CGにおけるポリゴンの集合体を連想させますねー。

一見、プラスチック素材のように見える座面はダイキャストアルミニウム製。
とても軽量でスタッキングも可能です。(↑くわしくは写真をクリック!)

気になる座り心地も、三角形のモジュールが体のラインに合わせ、それぞれ微妙な角度がつけられているので、見た目以上にしっくりくる座り心地を実現しているそうです。

屋外使用も可能らしいですから、室内とベランダや庭での使用も両方考えているなら、ちょっといい選択肢かもしれませんねー♪

ローとハイの2タイプあります。

ピルッカ スツール

フィンランドの建築家イルマリ・タピオヴァラによる傑作"Pirkka(ピルッカ)"シリーズのスツールです。

ピルッカ・シリーズは、イルマリ・タピオヴァーラがフィンランドの農村をイメージしてデザインしたそうです。

ピルッカのスツールは、チェアより数が少なく、希少のようです。
味があっていいですよねー♪

↓はピルッカ・チェア。


【スツールサイズ】
W435×290×H405mm

サウナスツール

北欧はフィンランドのデザイナー・アンティヌルメスニエミが、デザインした"サウナスツール"です。

サウナはフィンランド発祥ですので、本場のスツールってことですね。
サウナで火照った体をクールダウンするときに座るスツールで、その特徴的な座面の形は汗がたまらないように設計されているそうです。

また、木目に見える座面の模様は(北欧らしい)バーチ積層材を削ることによってできたもので、デザインとしてうまく昇華させていますねー♪
(ある意味、人工突き板と同じ原理ですw)

サークルソファー「モダス」

スツールと呼ぶには無理があるかもしれませんが。。。
スツール的な使い方も可能なソファ「モダス」。

さすがイタリア・デザイン!
基本、ただのサークル型ベンチなのに、凝ってますw
くっつけると大きな円形のベンチ、離せばそれぞれが個性的なベンチに♪

イタリアを代表するデザイナー「ジョルジュ・サポリティ」の作品です。

直径1,500mmは大きいとみるか、適当な大きさとみるか?
日本の標準的な住宅では、なかなか合わせにくいですかね!?

TETSUBO テツボ スツール

小泉誠氏デザイン、miyakonojo productブランドのスツール"TETSUBO(テツボ)"。

小泉氏は、生活用品から家具・空間・建築にいたるまで暮らしに関わるあらゆるもののデザインを手掛け、JCDデザイン賞、グッドデザイン賞など数多くの賞を受賞している有名デザイナーで、東京・国立市にて自らのプロダクトを扱う「こいずみ道具店」を主宰しています。

このスツールは、座面には宮崎産の杉無垢材を使用、フレームには"鉄棒"を用いた、味のあるスツールです。

木×鉄という異なる素材のコンビネーションが無骨なかんじで、個人的には好きですね♪


【小泉氏の主な作品】
 協和工業 白琺瑯「kaico」(2005)
 宮崎椅子製作所「ku-ku chair」(2004)
 タカタレムノス 時計「kehai」(2004)
 カギロイ 古材家具「CHOCOZAI」(2002)
 テーブル工房kiki 箸置き「ROCCO」(2001)

バルセロナチェア オットマン

オットマンも、ある意味スツールとして利用できますね。

↑こちらは、近代建築の巨匠ミース・ファン・デ・ローエのバルセロナチェア オットマン。
バルセロナチェアは超有名な逸品ですが、オットマン単品でもグッドですねー。


バルセロナチェア+オットマン

こちらの製品もそうですが、最近はリプロダクト品(※下記参照)が多く出回るようになり、お手ごろな値段で入手できるようになりましたねー。

デザイナーズ家具を購入したい人は、リプロダクト品はチェックしておいた方がよいですよー。


【リプロダクト製品とは】
デザインに対する版権(保護期間20年)の期限が切れた製品を、オリジナルに忠実に復刻したもの。
違法なコピー商品とは違います! が、ブランド(正規復刻)品として取引される製品に比べ価格が安く設定されています。

Kartell(カルテル)のスツール

Kartell(カルテル)のスツールといえば、やはり一番有名なのは『プリンス アハ』ですかね。

 

砂時計を彷彿させる、ふたつの円錐を組み合わせたシンプルな形ですが、デザイナーはあのフィリップ・スタルク。モダンインテリアに合う逸品ですよねー。

サイドテーブルとしても利用可能ですし、ふたを開けるとちょっとした小物なら入れられそうです。

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エレファントスツール

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バタフライスツールなど数々の名作を手がけている柳宗理が、1954年にデザインしたエレファントスツール。

その後、チャールズ&レイ・イームズによって家具デザインに導入された、斬新な素材FRPの順応性と安定性に魅了され、FRP製のエレファントスツールを発表。

現在は、ヴィトラ社からポリプロピレン製のものが発売されています。

FRP製はツヤがあり、ポリプロピレン製はマットな質感です。
FRP製の方が人気があるようですが、和にも洋にも合う美しさに変わりありませんねー♪

ソリッドスツール

巨匠渡辺力氏、柳宗理さんと並んで日本を代表するインダストリアルデザイナーですね。
その渡辺力氏デザインのソリッドスツール。

このスツールは1950年代に清家清氏が設計を手掛けた個人住宅で使われる椅子として製作されていたものを復刻したものです。

2枚の無垢板と細いスチール製の脚がすっとした直線的なフォルムが美しい逸品といえますねー。

また、トリイスツールの原型になったと言われているようです。


トリイスツール

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ハイスツール LEM(レム)

有名&人気のハイスツールですね。

ヨーロッパでも活躍中の安積伸氏のデザインによるスツールです。
昇降する機能も付いているなど機能性もグッドです。

座面はビーチ材、ウォールナット材ほか、本革張りなどのバリエーションがあります。

インテリアをモダンコーディネートにするなら、チェックしておきたい逸品ですねー。

アルヴァ・アアルトのスツールNo.60

フィンランドの偉大な建築家で、モダニズム建築の巨匠と呼ばれるアルヴァ・アアルトの代表作の一つです。

このスツールは、構造的な美しさ、積み重ねができる機能性、そしてムク材を曲げる独特の技術などが結集し、 アアルト家具の原点ともいえる特徴を備えています。

たしかに、シンプルで使い勝手がよく、飽きのこない美しいデザインでよいですよねー。

→つづきを読む♪ "アルヴァ・アアルトのスツールNo.60" »

柳宗理のバタフライスツール

なにはなくとも、まずは柳宗理氏のバタフライスツールから。

日本でもっとも有名なスツールと言っても過言ではないでしょう。
柳宗理氏の代表作で、国内だけでなく海外でも高く評価されていて、パリのルーブル博物館やMoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久展示品にも選ばれています。

2枚の成形合板(Plywood)を組み合わせたシンプルな構造でありながら、あたかも蝶が飛んでいるかのような美しいデザイン。
いいですよねー。

材質はメープルとローズウッド。製作は天童木工。

ちなみに、目黒通りのインテリアショップ『MEISTER』には柳氏のサイン入りのバタフライスツールが置いてあるんですよねー。
多分非売品でしょうが、ちょっとほしいー(笑)

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Profile

市朗。横浜在住。
建築学科卒。30代。木フェチ。
F.L.ライトやハンスJ・ウェグナーが好き。

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